味の素社員に課徴金39万円=審判でインサイダー認定−金融庁

 飲料大手、カルピス(東京都渋谷区)株のインサイダー取引問題で、金融庁は16日、証券取引等監視委員会から昨年6月に処分勧告を受けた大手食品メーカー、味の素の社員に対し、金融商品取引法違反で39万円の課徴金納付を命じた。監視委と社員の主張に争いがあったため、勧告内容の是非を審理する「公開審判」が行われていたが、今月上旬に審判官が勧告を妥当とする結論を出した。 

景況判断、9カ月ぶり上方修正=地域経済調査−経産省

 経済産業省は16日の拡大経済産業局長会議で、全国10地域の経済動向に関する調査結果を公表した。景況判断は前回の「低迷しているものの一部に持ち直しの動き」から、「厳しさが残るものの緩やかに持ち直し」に上方修正。中国などアジア向けの輸出が好調なほか、エコカー補助金やエコポイント制度の効果で生産が上向いている。判断の上方修正は、昨年6月以来9カ月ぶり。 

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